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第7話 2007-11-10
第7話

「これじゃあ全然足りないねえ。十分の一もないよ。」


予感から、実現までわずか0.5秒。まさに一瞬であった。


「そんな・・・。こんな大金なのに全然足りないっていうんですか!それこそ冗談ですよ!どうしても事件を解決してほしいんです!お願いします!」


良彦がそう懇願すると、男は先ほどの物腰の柔らかさなどは微塵も感じさせない調子で、


「むりだね」


とだけいうと、奥へともどって行ってしまった。その場には、有無を言わさない響きだけが残っていた。


「ああ・・・」


良彦は絶望していた。
あれだけの大金でもだめだなんて。




混乱する頭の片隅に何か音が聞こえる。


今の良彦の頭ではそれが意味を成す言葉になるのに数秒かかっていた。



つづく
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